お知らせ

　10月になりました。つい最近まで厳しい残暑が続いていましたが、ようやく秋らしい爽やかな風が吹くようになりました。秋に入ると気温変化が大きくなります。特に日中と朝晩の気温差が大きくなりますので体調を崩されないよう規則正しい生活を心かげましょう。

　新型コロナウイルスの流行は少し落ち着いてきました。直近での流行状況は9/16～22（2024年第38週）定点当り3.31（横浜市）のように患者数は減少してきています。引き続きおひとりおひとりの感染対策をお願い申し上げます。手足口病については、今年は6月から流行していますが、8月下旬に一時減少してきたところ、再度増加に転じて現在も流行しています。

　感染対策には流水と石けんでのこまめな手洗いが大切です。また患者の便にはしばらくウイルスが含まれるため、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には手洗いを心がけましょう。ここ最近ではマイコプラズマ肺炎が増えてきています。発熱とそれに続く頑固な咳が特徴です。マスクや手洗い、咳エチケットといった基本的な感染対策が大切です。

　10月からインフルエンザワクチン、新型コロナウイルスワクチン接種がはじまります。インフルエンザウイルスは毎年変化しながら流行するため、毎年の接種が必要です。インフルエンザ予防接種は、インフルエンザの発病防止や特に重症化防止に有効です。予防接種後、免疫がつくまでに２週間程度かかります。またワクチンの免疫効果は約５か月といわれており、流行前の12月上旬までに接種を済ませておくと効果的です。今年からインフルエンザワクチンで経鼻ワクチン（フルミスト）も導入します。

　フルミストは鼻にスプレーするタイプのインフルエンザワクチンです。従来の不活化ワクチンの皮下注射と違い、鼻腔内にスプレーを吹きかけるだけなので痛みがありません。接種対象は2歳以上19歳未満の方ですが、接種回数は1回のみです。注射が苦手という方はご検討してみてください。新型コロナウイルスワクチンについては、横浜市内に住民登録があり65歳以上の方または条件を満たす方が対象です。接種費用3000円になります。ご希望の方は窓口でご相談ください。